絵本 「ヒロシマとハワイを結ぶ物語」
著者が2002年夏、ハワイを訪問し、26名の方に聞き取り調査をした後に創作した2編の短編作品です。
「お話ししてよ、おじいちゃん」「ハワイのおばあちゃんからの手紙」の2編を通して、広島とハワイの深い結びつきを伝えています。
日本語と英語の2カ国語で書かれていますので、英語のテキストとしても適しています。
- 価格:¥600-(税別)
- 著者:うねざき まさこ
- 仕様:A4判 36ページ
- 発行日:2020年1月31日
- 著作権者:(株)トモコーポレーション
英語朗読 CD 「ヒロシマとハワイを結ぶ物語」
ハワイで日系人26人から聞き取った体験を基に創作したふたつの物語を英日表記した絵本「ヒロシマとハワイと結ぶ物語」に、広島YMCA外語学院名誉学院長の鶴田マリ先生が英語で朗読したCDです。
英文は中学3年生レベルなので、ヒロシマとハワイの歴史を学ぶ教材として、英語のリーディング・リスニング教材としておすすめです。
- 価格:¥1,000-(税別)
- 著者:うねざき まさこ
- 英語朗読:マリー鶴田先生(広島YMCA外語学院名誉学院長)
- 発行日:2013年9月20日
- 収録時間:62分
- 著作権者:(株)トモコーポレーション
中国新聞に紹介記事が掲載されました。
ハワイ移民史 伝えるCD ヒロシマの畝崎さんら製作 絵本を基に英語で朗読
第2次世界大戦前、米国ハワイに渡った移民の歴史を日英両語でつづった絵本「ヒロシマとハワイを結ぶ物語」を基にした英語の朗読CDが、20日発売される。絵本を作った通訳の畝崎雅子さん=広島市中区=は「英語だけではなく、広島とハワイの歴史を学ぶ教材として、高校生や大学生に聞いてほしい」と話している。
CDは62分。絵本に収められている二つの物語を、広島YMCA外語学院(中区)名誉学院長の鶴田マリさんが、英語で朗読した。
物語は、畝崎さんが2002年、広島県からの移民が多いハワイを訪れ、日系人26人から聞き取った話を基に創作した。「お話をしてよ、おじいちゃん」と「ハワイのおばあちゃんからの手紙」の2編で、08年に絵本(A4判、32ページ)にまとめた。
ともに、日系2世のお年寄りが孫に一家の歴史を伝えるストーリー。日本と米国が戦う中、敵国人として扱われるなどの困難に直面しながら、ハワイで生き抜いてきた日系人の歩みをつづっている。
CD制作のきっかけは、絵本を読んだ学校の英語講師らから寄せられた「英会話教材用に英語の音声がほしい」との要望。昨年8月から準備を進めてきた。千円。トモコーポレーション(中区)が販売。絵本は600円。Tel08(502)0428。電子メールtomo@tomo―corp.com (増田咲子記者)
(2013年9月10日中国新聞朝刊掲載)